「朝、薬を飲んでから、
喉が痛いのよ〜」
「胃カメラやって大丈夫かしら」

胃カメラ前の問診の時
ある患者さんが言いました。

その患者さんは認知症では
ありませんでしたが、
年相応の認知力。

「喉が痛いなら、胃カメラやって、
原因を調べましょう」

そう言って、胃カメラを始めると
食道の入り口に薬の包装シートが
引っかかっていました!

 

一同ビックリ!

 

ちょっと緊迫した雰囲気になり
包装シートを取り出す処置を
施します。

無事に、包装シートが取り出され、
一同、良かった良かったと
安堵の声。

たかが、薬の包装シートなのですが、
間違えて飲み込むと、
消化の過程で
消化管を傷つけたり、
消化管に穴が開いたりするのです。
(もちろん何事もなく出る場合もあります)

何種類もお薬を飲んでいると、
大体の人が薬を包装シートから出し
手のひらに乗せて、
何個もいっぺんに飲みます。

その時に、包装シートが
混ざっていることに気づかず
一緒に飲み込んでしまうのです。

包装シートは飲み物じゃないと
知っていても、
・目が悪い
・視覚認知に障害がある
・包装シートだと理解できない
こんな理由で、図らずとも
飲み込んでしまうのです。

前述の患者さんは、
飲み込んだその日に胃カメラだったので
ちょっとの痛みと出血ですみましたが、
胃カメラの日じゃなければ、
もしかしたら大ごとになっていたかも。

目が悪い
視覚認知に障害がある
包装シートだと理解できない
など、包装シートを
飲み込んでしまいそうな時には
処方の仕方を変えてもらいましょう。

もちろん、一度でも
飲み込んだことがあれば
すぐに変更してもらいましょう。

 



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